時空間データGISプラットフォーム(旧NICTサイエンスクラウド)プロジェクト
リソース利用申請

情報通信研究機構「時空間データGISプラットフォーム」(旧NICTサイエンスクラウド)では、様々な時間スケール及び空間スケールでのデータを利活用するための技術開発を進めています。アプリケーション、ツール、データ、デバイス等のリソースを利用して本プラットフォームを有効活用し、科学研究や産業、教育、地域貢献などに活用するユーザを求めています。リソース利用希望ユーザは利用申請書(誓約書を兼ねています)をご提出いただきます。(申請内容によっては秘密保持契約書もご提出いただくことがあります。)

提供リソースは利用者の目的や計画に応じて相談して決定します。時空間データGISプラットフォームプロジェクト利用申請書に、目的や計画と、どのリソースをどのように利用したいかの希望を自由記述でご記入ください。複数のリソースを組み合わせて利用することも可能です。提供リソースや利用方法の詳細は担当者と相談のうえで決定します。リソース利用は研究、教育、報道、出版等の非商用利用に限定しますが、民間企業等における将来の商用化を目的とした技術開発・システム開発での利用も可能です。
お問い合わせ:

リソース申請については、次の点にご注意ください。
  1. 申請内容はできるだけ詳細に記載してください。なお、提供リソースは相談して決定しますので、申請時に確定していなくても構いません。
  2. 技術開発中のリソースや、アップグレードされるリソースもあります。この点をご理解の上、申請をお願いします。
  3. 当機構の利用規定に沿ってリソースをご利用ください。原則的には非営利目的に限定します。商用利用についてはプロジェクトオフィスにご相談ください。
  4. リソースは協力外部組織(研究機関、民間企業等)からご提供する場合もあります。その場合も、リソース利用申請は時空間データGISプラットフォームプロジェクトに行ってください。
時空間データプラットフォーム利用申請

映像IoT技術

映像IoTとは、映像情報を安価でプログラマブルな映像伝送システムにより、モバイル通信網を含むあらゆるIP通信網を通じて高品質でインテリジェントに映像伝送を実現するための技術です。

魚の目プロジェクト(映像IoT技術による可動型リアルタイム映像伝送)

魚の目映像伝送は、映像IoT技術により4G/LTE(および将来の5G)等のモバイル通信環境においてフィールドで撮像した映像を低遅延でリアルタイムに伝送する技術です。可動型カメラにより任意の場所から映像を伝送することができます。

時空間データプラットフォーム利用申請

サンプルムービー

魚の目用映像伝送システム(車載型)を用いてリアルタイム映像伝送した事例です。1080p/30fpsでの高画質映像伝送を実現しています。なお、この映像は受信側で録画したものです(車載側で録画する一般的なドライブレコーダー映像とは異なります)。映像伝送の遅延時間はモバイル通信環境やパラメータ設定によって異なりますが、1~3秒程度です。

車載の魚の目カメラからの伝送映像(本映像は個人情報を含んでいません)

提供リソース

準備中
  • 屋外向けデジタルカメラ・映像伝送装置
  • 映像受信装置(モニター(HDMI)は利用者側でご用意ください
  • 映像確認用Webアプリケーション(他のプロジェクトと共有となります)
  • 通信用SIMカード(貸し出しについては、IoTコンサルティング社 と直接ご相談いただきます。連絡先は、本プロジェクトよりお伝えします。)

虫の目カメラプロジェクト(映像IoT技術による固定型リアルタイム映像伝送)

虫の目映像伝送は、映像IoT技術により自宅等のWiFi通信環境において家庭内で撮像した映像を低遅延でリアルタイムにリアルタイム伝送する技術です。安価なカメラにより複数地点から映像伝送を行います。

時空間データプラットフォーム利用申請

サンプルムービー

虫の目用映像伝送システム(室内固定型)を用いてリアルタイム映像伝送した事例です。1080p/30fpsでの高画質映像伝送を実現しています。なお、この映像は受信側で録画したものです(カメラ側でSDカードなどに録画する一般的な保存映像とは異なります)。映像伝送の遅延時間はパラメータ設定によって異なりますが、1~3秒程度です。

長野県千曲市の戸倉上山田文化会館に設置した虫の目カメラが2019年10月12日にとらえた千曲川増水の様子(本映像は個人情報を含んでいません)

提供リソース

  • 屋内向け小型カメラ・映像伝送装置(Raspberry Pi zero)・映像確認用Webアプリケーション(他のプロジェクトと共有となります)
  • 映像受信装置(モニター(HDMI)は利用者側でご用意ください)

鳥の目プロジェクト(遠隔PTZ操作)

鳥の目映像伝送システムでは、主として高所にPTZ(パン・チルト・ズーム)カメラを設置し、4G/LTE(および将来の5G)等のモバイル通信環境においてリアルタイムに街全体や広いエリアの映像伝送を行います。低遅延(数秒以下)での映像伝送を実現することにより、受信側においてPTZ操作が可能となります。

時空間データプラットフォーム利用申請

サンプルムービー

筑波山頂に設置したPTZ(パン・チルト・ズーム)カメラの受信映像を見ながら遠隔操作している様子です。遠隔PTZ操作のためには本プロジェクトが開発したHpVTプロトコルのようなモバイル通信環境での低遅延映像伝送が必要です。

YouTube動画(*音声が再生されます)筑波山頂に設置したPTZカメラの遠隔操作(本映像は個人情報を含んでいません)

提供リソース

  • PTZカメラ、三脚、映像伝送装置(SIMスロット付き)
  • 映像受信装置(モニター(HDMI)は利用者側でご用意ください)、PTZ操作用ジョイスティック
  • SIMカード(貸し出しについては、IoTコンサルティング社 と直接ご相談いただきます。連絡先は、本プロジェクトよりお伝えします。)

タイムラプス動画像 Web

タイムラプス動画像とメタ情報ファイルをWebサイトにアップロードするのだけで、タイムラプス動画像にタイムラインを付与したWebアプリケーションを作成することができます。タイムラプス動画像は当時間間隔で撮像された場合に限定されます。

時空間データプラットフォーム利用申請

サンプルWebサイト

静岡県御殿場市設置の富士山カメラで富士山を東南から24時間撮像した静止画像(1分間隔)をタイムラプス化した動画像用のWebサイトです。K2go.jpで紹介するオープンソースjQueryであるTimelineを使っています。タイムライン動画像Webでは一般的なタイムラプス動画像Webと異なり、時刻スライダーにより任意の時刻を表示することができます。

サンプルWebサイト

静岡県御殿場市設置の富士山カメラでによる吊るし雲の様子。2019年11月25日(本映像は個人情報を含んでいません)

提供リソース

準備中
  • Webサイト(動画像アップロードにはユーザ登録が必要です)
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高速データ伝送技術

インターネットや無線通信環境(WiFi、LTE/4G)、衛星通信回線において、高い通信性能を発揮する通信プロトコルとデータ伝送アプリケーションを紹介します。

高速データ通信プロトコル(HpFP2)を用いたデータファイル伝送アプリケーション:HCP

HpFPプロトコルは高遅延(たとえば100msec)でパケットロスが無視できない(たとえばパケットロス率1%)広帯域ネットワークで性能を発揮する通信プロトコルです。TCP互換に設定しており、既存のTCPアプリケーションをHpFPで置き換えることができます。HpFP2(HpFPバージョン2)はTCP(CUBIC)との公平性を担保することで、インターネットでも利用できるHpFPです。

時空間データプラットフォーム利用申請

提供リソース

  • HCPクライアントアプリケーションはLinux版、Windows版およびRasbian(Raspberry Pi)版があり、すべてフリーウェアとなります。アプリケーションは クレアリンクテクノロジー社 より提供いたします。
  • HCPサーバアプリケーションはLinux版のみとなります。プロジェクトが運用するサーバを利用することもできます

高速データ通信プロトコル(HpFP2)を用いた通信環境計測ツール:hperf3(iperf3拡張)

HpFPプロトコルは高遅延(たとえば100msec)でパケットロスが無視できない(たとえばパケットロス率1%)広帯域ネットワークで性能を発揮する通信プロトコルです。TCP互換に設定しており、既存のTCPアプリケーションをHpFPで置き換えることができます。hperf3はiperf3の拡張として、HpFP2を用いたiperf計測(通信環境計測)を行います。

時空間データプラットフォーム利用申請

提供リソース

  • hperf3ツールはLinux版、Windows版およびRasbian(Raspberry Pi)版があり、すべてフリーウェアとなります。アプリケーションは クレアリンクテクノロジー社 より提供いたします。
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LPWA通信技術

IoT(Internet of Things)において特に重要な役割を果たすLPWA(低電力広域)通信技術の一つとして、LoRa通信デバイスとその利活用事例を紹介します。

Private LoRa通信エアチェッカー

時空間データプラットフォーム利用申請

CESIUMによる時系列データ可視化ツール

トランスミッタ(LoRaビーコン発信機)

千曲市設置のLoRa受信機

サンプルWebサイト

準備中
プライベートLoRa通信環境を計測するエアチェッカーです。ビーコン発信機(トランスミッター)と受信機(レシーバー)から構成されます。取得データ(位置、時刻、信号強度(RSSI)値はWebGIS上にリアルタイム表示されます。過去の全履歴データの閲覧も可能です。

提供リソース

  • トランスミッター(電池駆動)
  • レシーバー(家庭用電源(AC100V)駆動)* WiFiまたはLTE/4Gで通信を行います。
  • Webアプリケーション(CESIUM)*閲覧にはユーザ登録が必要です。
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WebGIS(地理情報システム)技術

先進的なデータ可視化、データ処理、およびデータ通信技術を活用して、様々な時空間データを地理情報システム上に2次元的または3次元的にリアルタイム可視化する技術です。

Timeline JavaScript

Webページに時間軸バーを簡単に組み込む事が出来るjQueryプラグインです。特に、時間軸機能を有さないWebGISアプリケーションや時系列グラフを扱うWebアプリケーションに有効です。
Timeline JavaScript

提供リソース

http://www.k2go.jp/public/Timeline/
Timeline JavaScriptは k2goプロジェクト により提供されています。
ライセンス:BSD2

TileViewer JavaScript

Webページにタイル化された高解像度画像をスケーラブルに表示する機能を簡単に組み込む事が出来るjQueryプラグインです。たとえば10Kを超える高性能カメラ画像などに適しています。GIS(地理情報システム)との連動が容易であるため、各種地図データなどの可視化も可能です。
TileViewer JavaScript

サンプルWebサイト

ひまわりリアルタイムWeb+天気図
高解像度オーロラサイト(準備中)

提供リソース

http://www.k2go.jp/public/TileViewer/
TileViewer JavaScriptは k2goプロジェクト により提供されています。
ライセンス:BSD2

STARS同期(STARScontroller)

STARS(Spatially and Temporally Acquired Records Synchronizer)は4次元空間(時間1次元、空間3次元)において取得されWeb可視化されたデータを軸間同期表示する技術です。STARSコントローラ(Webアプリケーション)から各 時空間データ用Webアプリケーション内で予め設定したグローバルメソッドをコールする事で同期処理を実現します。

時空間データプラットフォーム利用申請

サンプルWebサイト

STARS同期によるひまわり衛星全16バンド同期可視化Web
STARScontrollerは k2goプロジェクト により提供されています。

提供リソース

http://k2go.jp/public/STARS/controller/
STARScontroller JavaScriptは k2goプロジェクト により提供されています。

ひまわりリアルタイムWeb

気象庁ひまわり8号(および9号)衛星データの全16バンドデータをリアルタイムに閲覧するWebアプリケーションおよびスマホアプリケーションです。ひまわり衛星データ利用は研究・教育・報道・出版等に限定されます。民間企業での商用化を目指した技術開発・研究開発での利用は可能です。

時空間データプラットフォーム利用申請

提供リソース

  • ひまわり衛星数値データ(2015年7月7日~) / 提供元:気象庁
  • ひまわり衛星タイル画像データ(2015年7月7日~) / 提供元:情報通信研究機構

Amaterass Web

NPO太陽放射コンソーシアムが提供する日射量データのリアルタイム可視化Webサイトです。国内(1㎞解像度)および海外(4㎞解像度)での日射量をWebGIS上にリアルタイム表記します。WebGISアプリは MapboxGL JS で実装しています。

時空間データプラットフォーム利用申請

サンプルWebサイト

Amaterass Web

提供リソース

ユーザ登録することで、日射量データ(リアルタイムデータ、アーカイブデータ)の利用が可能です。利用希望者にはMapbox GL JSによるWebGISアプリを提供することもできます。/ 提供元:NPO太陽放射コンソーシアム

ひまわり・ゲーム

K2GOプロジェクトが提供する気象衛星ひまわりデータをサウンドと視覚効果のゲーム感覚で楽しむツールです。子どもたちが知らない間にひまわり衛星データに慣れ親しむことができます。一般家庭はもちろん、科学館や学校でも楽しめます。「簡単ゲーム」「ひまわりイベント体験ゲーム」「台風の動きを学ぼう」「森田さんのデータを見てみよう」など、年齢や気象への関心に応じた様々なゲームをお楽しみください。

時空間データプラットフォーム利用申請

ゲームサイト

ひまわりゲームサイトでは、ひまわりリアルタイムWebを活用した様々なゲームや学習コンテンツを提供しています。「「簡単ゲーム」「ひまわりイベント体験ゲーム」「台風の動きを学ぼう」「森田さんのデータを見てみよう」など、年齢や気象への関心に応じた様々なゲームをお楽しみください。

提供リソース

  • トラックボール、ジョイスティック、ゲームパッド、Windowsアプリケーションなどをご提供します。詳細はひまわりゲームサイトをご覧ください。Webアプリ利用の際にユーザ登録(無料)することによりスコアを保存したり、全国ランキングに得点表示したりできます。

メモリアルWebGIS(STARSugis)

時間と位置情報(緯度、経度)情報を含むExif形式のスマートフォン画像またはデジタルカメラ画像をドロップすることで撮影時の気象情報やその他の地理情報を閲覧するWebサイトです。Webアプリは京都大学学術情報基盤センターにおいて実験的に運用しています。さらに方位情報を取得できるデジタルカメラ(オリンパス TG-6)により写真と同じ方位での地図表示が可能となります。

時空間データプラットフォーム利用申請

サンプルWebサイト

スマートフォンや位置・方位情報取得型デジタルカメラ(TG-6)で取得した画像をWebアプリにドロップすることで、その場所の地図が表示されます。ユーザ登録(準備中)を行うことで、過去の画像の閲覧や、各種気象データの表示が可能となります。気象データはNICT、ウェザーニューズ社NPO太陽放射コンソーシアム 千葉大学環境リモセン研究センター等から提供を受けており、データの個別利用は別途ご相談ください。

画像登録体験サイト
登録済み画像閲覧サイト(準備中)

提供リソース

歴史的行政境界データ

情報学研究所ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター Geoshapeリポジトリ-地理形状データ共有サイト では市区町村/町丁・字(以下町丁目と表記する)を対象とした標準地域コードインデックス作成し、公共団体が国勢調査を実施毎(5年毎)に設定した調査区の境界を基に作成した国勢調査町丁・字等別境界データセットをGeoJSON形式で公開しています(公開サイトはこちら)。さらに、全28期間(1920-01-01~2020-01-01)の歴史的行政区域データセットをTopoJSON形式で公開しています(公開サイトはこちら)。情報学研究所、京都大学と情報通信研究機構はこれらのGeoJSONデータやTopoJSON形式データをバイナリベクタタイル化し、公開を開始しました。

時空間データプラットフォーム利用申請

サンプルWebサイト

バイナリベクタタイル化された国勢調査町丁・字等別境界データセットWeb:ズームインすることで、市区町村境界線に加えて、町丁目境界線を表示できます。
https://sc-web.nict.go.jp/opendata-vtiles-boundary/sample-history-city/

バイナリベクタタイル化された歴史的行政区域データセットWeb:28期間の任意期間の歴史的境界区域を地図上に表示できます。現在の市区町村境界と過去の境界とを比較することができます。
https://veda02.cr.chiba-u.ac.jp/opendata-vtiles-boundary/sample-history-city/

提供リソース

  • Cityの一般的なタイルは以下となります。
    • 'https://geoshape.ex.nii.ac.jp/city/tile/' + type + '/' + date + '/{z}/{x}/{y}.pbf'
    • type:jp_cityまたはjp_city_dc
    • date:年月日8桁
  • 2015年に限定して、以下でもアクセスできます
    • https://geoshape.ex.nii.ac.jp/vector-adm/tile/city/{z}/{x}/{y}.pbf
    • https://geoshape.ex.nii.ac.jp/vector-adm/tile/town/{z}/{x}/{y}.pbf
上記は、利用タイル画像のみにアクセスする形式です。タイル画像(mbtiles形式)をまとめてダウンロードしたい場合は、個別にご相談ください。

自治体版QGISサンプル

QGIS は、GNU General Public License で提供されている、ユーザーフレンドリーなオープンソースの地理情報システム (GIS) です。QGIS は、Open Source Geospatial Foundation (OSGeo) のオフィシャルプロジェクトで、Lunux, Unix, Mac OSX, Windows, Android で動作し、数多くのベクター、ラスター、データベースフォーマットや機能をサポートしています。時空間データGSIプロジェクトでは、QGISTimeline を使った時系列データ用のサンプルアプリケーションを提供します。インターネット接続されているWindowsやMacintoshなどのPCにセットアップすると、ひまわり衛星などの各種気象データを時系列可視化することができます。アプリケーションはGEOソリューションズ社が提供します。気象データはNICT、ウェザーニューズ社NPO太陽放射コンソーシアム 千葉大学環境リモセン研究センター等のデータをNICTサーバから自動取得します。データを個別に利用する際には別途ご相談ください。

時空間データプラットフォーム利用申請

提供リソース

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利用申請

時空間データプラットフォーム利用申請では、利用申請書(誓約書を含む)と、必要な場合には秘密保持契約をご提出いただきます。
時空データプラットフォームプロジェクトは、時間・空間の4次元データを可視化・分析(特にリアルタイム可視化・分析)技術開発、研究開発を行うものです。

時空間データGISプラットフォームは、情報通信研究機構がビッグデータ技術研究開発のために構築した研究開発基盤です。クラウド基盤要素技術をマッシュアップすることでさまざまな科学研究課題解決を試みることができます。システム安定運用には最大限の配慮をしますが、サービス運用システムではありませんので、その点を十分にご理解いただいた上で申請をお願いします。
時空間データGISプラットフォームでは、申請テーマの成果概要およびクラウドの有効性について学会・研究会・学術論文・その他の記事等および本Webサイトで事例報告させていただくことがあります。研究内容に直接関わる内容の発表については事前にご相談させていただきます。

時空間データGISプラットフォームをご利用いただくにあたっては、必ず以下の規約をご熟読頂き、お申し込みください。お問い合わせ:

時空間データGISプラットフォーム利用規約

1.規約の目的

本利用規約は、情報通信研究機構(NICT)が提供している時空間データGISプラットフォームを利用する者の適正かつ円滑な業務遂行のために定めるものである。

2.適用範囲

本利用規約は、時空間データGISプラットフォームに適用される。ただし、時空間データGISプラットフォームに設置される各システムや設備の設置目的や運用の継続性を鑑み、本利用規約で規定されるもの以外の細則がある場合にはそれにも従うものとする。

3.利用者種別

時空間データGISプラットフォームは、以下の利用者種別を定義する。

  1. 研究者(研究開発者を含む)
    一般に、学術研究(営利目的を含まない)を目的として時空間データGISプラットフォームを利活用する利用者。科学研究や技術開発が、主な対象となる。
  2. システム運用者
    民間企業等で時空間データGISプラットフォームのシステムを実装、運用する利用者。
  3. その他
    時空間データGISプラットフォームが認めた利用者。
4.利用期限
  • すべての利用者については、利用期限を当該年度内とし、年度を超えて利用継続を希望する場合は継続利用申請を必要とする。
  • 年度末に継続利用申請を行わない場合は、利用資格を失う。
  • 年度途中に利用資格を失った場合には、その時点で利用登録を抹消する。
  • 利用者遵守事項及び責務に違反した場合には利用登録を抹消することがある。
  • アプリケーションやデータなどのソフトウェアリソースについては、利用期間終了後には利用者側で削除すること。センサーや通信機器などのハードウェアリソースについては、利用期間終了後には速やかに返却すること。
5.利用申請
  • 時空間データGISプラットフォームの研究利用については研究プロジェクト単位で申請を行うこと。
  • 申請に際しては、研究代表者が必要に応じて書類を提出すること。
6.利用者の遵守事項
  • 本規約に同意し、遵守すること。
  • セキュリティ確保のため秘密鍵の管理は厳重に行うこと。
  • パスワードは下記サイトでチェックし、"中"以上とすること。
    https://www.microsoft.com/japan/protect/yourself/password/checker.mspx
  • パスワードは定期的に変更すること。変更までの最大期間は、原則として3カ月とする。
  • 他のアカウントのデータを無断で閲覧しないこと。
  • 時空間データGISプラットフォームはNICTのネットワーク上に構築されていることを理解・自覚し、NICTに直接的、間接的に迷惑が及ぶ行為を厳に慎むこと。
  • 時空間データGISプラットフォームを利用して得られた研究成果は、時空間データGISプラットフォーム利用による研究成果である旨を謝辞として発表、論文等に必ず記載すること。
  • 時空間データGISプラットフォームの資源は有限であり、多くの利用者が共同で利用することを念頭に置き、お互いが快適な利用環境を維持できるよう心がけること。また、時空間データGISプラットフォームが有する共用資源、共用端末等の長期確保や独占的利用は行わないこと。
    • 特に計算機のローカルディスク容量を圧迫する利用方法は、これを厳に慎み、不要なファイルなどは速やかに消去すること。
    • 使用ディスク容量などについて事務局より連絡があった場合は、速やかに指示に従うこと。
  • 時空間データGISプラットフォーム研究環境は仮想的なひとつの研究室と捉え、この仮想的な研究室に所属している立場となることを認識し、理解すること。
    • 他の研究プロジェクト利用者も同じ研究室に所属している研究者である。
    • 研究室内の研究者同士のコミュニケーション促進のため、顔写真を含めて個人情報が利用者間でのみ公開され、共有することがある。ただし、利用者の個人情報などは、時空間データGISプラットフォーム利用目的以外に使用しないこと。
  • 時空間データGISプラットフォームのすべてのリソースに対する不法行為はこれを固く禁ずる。
7.利用者の責務
  • 年度毎に時空間データGISプラットフォームの利用について別途定める書式で下記を報告書にて提出すること。
    • 時空間データGISプラットフォーム利用成果:論文投稿、学会発表、書籍執筆など
    • 時空間データGISプラットフォーム利用状況報告
  • 利用者が所有するデータ等は、利用者自身にて責任をもってアクセス保護、バックアップなどを行うこと。
8.利用条件
  • 時空間データGISプラットフォームのユーザメーリングリストに登録される。
    • 時空間データGISプラットフォームのメンテナンス(計画停電、ネットワーク設定変更など)に関するアナウンスは、上記メーリングリストを通じて連絡される。
  • 下記の行為を禁ずる。
    • 利用者が行う研究と無関係に利用する行為
    • 直接に営利を目的として利用する行為
    • ネットワークの運営を妨害する行為
    • 法令や公序良俗に反する行為
    • その他、NICTが不適当と認める行為
    • 時空間データGISプラットフォームIDおよびパスワードを他人に無断で知らせる行為
    • SSH接続用の認証鍵を他人に無断で利用させる行為(SSH利用者のみ)
  • NICTや他の利用者に損害を与える可能性があると判断される場合には、予告なくアカウントを削除することがある。
  • 提出される時空間データGISプラットフォーム利用成果報告書は、時空間データプラットフォームの成果として公開される
  • 時空間データGISプラットフォームに独自計算機を接続したり仮想OS環境を接続したりすることは、時空間データGISプラットフォーム全体に対してセキュリティ的な脅威を与える存在となり得る。
    • ウィルス駆除ツールの導入など、適切なセキュリティ対策を利用者の責任において講ずること。
    • 許可なく時空間データGISプラットフォームネットワークに機器接続等を行わないこと。
  • 時空間データGISプラットフォーム利用報告会での発表を依頼することがある。
  • NICT本部以外の場所に独自機器をJGNの回線を経由して接続し、時空間データGISプラットフォームを利用する場合には、JGN利用規約に沿って利用することとなる。
    http://www.jgn.nict.go.jp/ja/procedure/documents/1_JGN_kiyaku.pdf
  • 時空間データGISプラットフォームで利用するデータには、NICTが提供するデータおよび外部機関が利用するデータがある。これらのデータについて、特別に許可されているデータ(外部利用提供を前提としているデータを含む)を除き、原則としてプラットフォーム(クラウド)外に転送しないこと。利用の際には、各データの利用規定に従うこと。利用規定はデータごとに異なり、また変更が生じることがあるため、データごとに事務局に問い合わせること。
9.データの二次利用
  • 特に明記がない限りデータ及びアプリケーション(APIを含む)の二次利用は原則認めない。二次利用を希望する場合は下記連絡先に連絡すること。
  • 連絡先:
10.免責事項
  • 時空間データGISプラットフォームは、NICT内の研究の一環としての実験的なサービスであり、予告なくサービスが停止する場合がある。その際、利用者の作業中のファイル等が失われても、NICTは一切の責任を取ることはない。
  • その他、時空間データGISプラットフォームの利用により生じた損失や損害などについては、NICTは一切の責任を負わないものとする。共同研究契約締結者については、契約内容に準ずるものとする。
  • ネットワーク帯域の占有もしくは過剰利用した際には、利用を停止することがある。
  • 時空間データGISプラットフォームの利用を終了した後は、事務局がアカウントおよびデータを削除することがある。
JGN研究計画について
  • 時空間データGISプラットフォームプロジェクトの一部は、NICTの JGN上に構築されています。したがって、時空間データGISプラットフォームプロジェクト成果報告は、JGNが求める成果報告等としても利用されます。 また、その他の情報がJGN報告等で利用されることがあります。
利用申請書のダウンロード

必ずご提出ください

秘密保持契約書のダウンロード

事務局より依頼があった場合のみご提出ください