気象衛星ひまわり

概要

気象庁のひまわり衛星(8号および9号)データは、バンド1~バンド16の16種類の画像が公開されています。これらの画像を自由にRGB合成することで、目的に応じたプロダクトを作成することできます。京都大学学術情報メディアセンターでは、ひまわりリアルタイムWebと Timeline および TileViewer (jQuery)技術を活用し、情報通信研究機構、千葉大学との協力のもとで、ひまわり衛星データのRGB合成画像生成Webアプリケーションを開発しています。α版を公開します。
→ Webアプリはこちら (α版 ver. 0.1)

詳細

ひまわり衛星データの16バンドより、任意の3バンドを選択します。

アプリケーション(図1)左側メニューのLayer1、Layer2およびLayer3に3つのバンドを割り当てます。さらに、Colorメニューから3つのLayerにR(赤)、G(緑)およびB(青)を割り当てます。その際に、Opacityメニューで透明度(0~255)を指定することができます。

図1:Layer1 に B16 を選択し Opacityを 256 に設定し画像を表示

これ(図2)はLayer1にバンドB16を、Layer2にバンドB01を、Layer3にバンドB01と設定した場合のRGB画像です。Layer1、Layer2およびLayer3の透明度はそれぞれ256、130および256です。

図2:図1の設定にプラスし、Layer2に B01 を Opacity 130で選択し合成した画像を表示
  • α版では画面全体に色付けをしていますが、今後開発予定のベータ版では、背景色を黒に固定する予定です。
  • また、RGB加算だけではなく、TrueColorやNaturalColorなどのRGB減算を行う機能を追加する予定です。

キーワード

  • ひまわりリアルタイムWeb

謝辞

ひまわりリアルタイムWebのデータは文部科学省科学研究費補助金(JP19HP8020、JP17HP8019)により一部を構築しています。