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時空間データGISプラットフォーム

概要

情報通信研究機構研究報告(Vol.67 No.2)「B5Gに向けたNICT総合テストベッド特集」において時空間データGISプラットフォームが紹介されました。本稿では、デジタルデータ指向型社会の基盤の一つとなる時空間データGISプラットフォームについてこれまでの取組と新たな提案について述べられています。

詳細

本稿では、デジタルデータ指向型社会の基盤の一つとなる時空間データGISプラットフォームについてこれまでの取組と新たな提案について述べる。まずCyberEarthコンセプト及び第4の研究手法としてのインフォマティックスを紹介し、ビッグデータ処理基盤となるサイエンスクラウド及びJHPCN広域分散クラウドについて述べる。時空間データGISプラットフォームはCyberEarth をクラウド上で実現するためのプラットフォームであり、ビッグデータ伝送技術、収集技術、管理技術、処理技術、可視化技術などの様々なエコシステムをライブラリ(API)やアプリケーションとして提供する。ユーザはこれらをマッシュアップすることで目的に応じた時空間データGISアプリケーション開発が可能であり、NICTテストベッドの新しい提案であるDCCS(Data Centric Cloud Service)での利活用が期待されている。本稿では開発事例として、ひまわりリアルタイムと千曲あんずプロジェクトを紹介する。

キーワード

  • 時空間データGISプラットフォーム