NICTサイエンスクラウドのデータ処理計算機とストレージ構成(現状と計画)を紹介します。データ処理計算機は、1台または2台以上でクラスタ構成されており、DC(データセンター)に分散配置されています。 ストレージは、100~600TBのNAS(RAID構成)で構成されており、複数のデータセンターに配置されています。クラウドIDを有するユーザが利用する基本システム(計算機およびストレージ)は仮想化されており、データやプログラムは多地点間で冗長化されています。それ以外に、ビッグデータ研究用の分散クラスタシステムおよび分散ストレージシステムがあります。これらのリソースは、クラウドリソースゾーンに配置されています。
ユーザは、申請することにより独自の計算リソースをNICTサイエンスクラウド内にハウジングすることもできます。