NICTサイエンスクラウドのシステムとリソースを紹介します。
NICTサイエンスクラウド利用者は、共通に利用できる基本リソース(クラウド共通リソース)とより大規模な研究のためのリソース(クラウド拡張リソース)により研究開発を行うことができます。それ以外に、サイエンスクラウドが提供するアプリケーションおよびが利用できます。また、独自の計算リソースをNICTサイエンスクラウド内にホスティングまたはハウジングすることもできます。ネットワークセグメント(ゾーン)についてはネットワークセグメントをご覧ください。
タイプ | 概要 |
アプリケーション ・サービス |
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ハウジング・ホスティング |
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タイプ | 概要 | リソース | 利用形態 |
クラウド共通リソース |
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クラウド拡張リソース |
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※1:サーバは仮想化されていません。ユーザごとにログインしてご利用ください。 ※2:定常処理とは、例えば1日1回1時間処理をする場合や、定常的に(24時間)データ処理をする場合などです。 |
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アプリケーション・サービス | 利用形態 | 利用制限 |
WSDBank | Webアプリケーションとして利用します。ユーザ登録が必要となります。 | NICTサイエンスクラウドユーザは申請の必要はありません。アプリケーションにより同時に転送できるファイルサイズの上限は2GBです。 |
バーチャルオーロラツール | NICTサイエンスクラウドのAVS/Expressライセンスを利用できます。(バーチャルオーロラツールにはAVS/Expressのライセンスが必要です。) | アプリケーションの利用制限はありませんが、改修・バージョンアップなどについては、「アプリケーション・サービスリソース」の「アプリケーション」欄をご覧ください。 |
広域観測ネットワーク監視システム | ①監視デバイスとアプリケーションをセットで利用する場合。②アプリケーションのみを独自環境で利用する場合。③アプリケーションをサイエンスクラウドWebサーバ上で利用する場合。まずは、NICTサイエンスクラウド事務局にお問い合わせください。 | アプリケーションの利用制限はありませんが、改修・バージョンアップなどについては、「アプリケーション・サービスリソース」の「アプリケーション」欄をご覧ください。監視デバイスの貸し出しを希望される場合には、NICTサイエンスクラウド事務局にお問い合わせください。(デバイス貸し出し数には限りがあります。) |
NICTY/DLA | ①NICTサイエンスクラウド上のNICTY/DLAを使って科学データを収集する場合。②NICTY/DLAを独自環境で利用する場合。まずは、NICTサイエンスクラウド事務局にお問い合わせください。 | アプリケーションを独自に利用する場合には利用制限はありませんが、改修・バージョンアップなどについては、「アプリケーション・サービスリソース」」の「アプリケーション」欄をご覧ください。NICTサイエンスクラウド上のNICTY/DLAを使って科学データ収集を行う場合には、個別にNICTサイエンスクラウド事務局にご相談ください。 |
STARSメタデータベース | ①STARSアプリケーション(Windows)を利用してのデータ処理。②STARS(SEDOCクラス)のAPIおよびWeb Serviceを利用しての独自システム構築。 | アプリケーションの利用制限はありませんが、改修・バージョンアップなどについては、「アプリケーション・サービスリソース」の「アプリケーション」欄をご覧ください。STARSのクラスライブラリやWeb Serviceの利用については、NICTサイエンスクラウド事務局までお問い合わせください。 |
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タイプ | 概要 | リソース | 利用形態 |
ハウジング・ホスティング |
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※1:サーバは仮想化されていません。ユーザごとにログインしてご利用ください。 ※2:定常処理とは、例えば1日1回1時間処理をする場合や、定常的に(24時間)データ処理をする場合などです。 |
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NICTサイエンスクラウドの各リソースの概要を紹介します。クラウド共通リソースはすべてのユーザが共通に利用できます。データおよびサーバは、一部冗長化されています。クラウド拡張リソースは、主にビッグデータ処理・大規模データ科学のためのリソースです。アプリケーション・サービスリソースは、NICTサイエンスクラウドが提供する各種ハードウェア、ソフトウェア、ツール、システムなどです。
各リソースの詳細については、クラウドリソース一覧またはサイエンスクラウド事務局までお問い合わせください。
ユーザがログインしてデータ処理を行う計算機リソースです。目的に応じて共通リソースと拡張リソースがあります。
フロントエンドストレージにデータファイルを保存することができます。 (ユーザごとの割り当て容量はこちら。追加を希望される場合は、別途申請が必要です。) データファイルは、1日1回、バックエンドストレージにバックアップされています。
フロントエンドストレージに保存されたデータファイルは、すべてウイルスチェックが行われます。(H.25年度中にサービス開始)
データ解析サーバでデータファイル処理ができます。(内4台の解析サーバは冗長化されていません。ご注意ください。)
仮想化サーバ上の解析サーバでデータファイル処理が可能です。解析サーバはマイグレーションされており、障害発生時にはスレーブサーバに切り替わります。 (切り替わりは手動で行いますので、1時間~2日程度必要です。)
クラウド拡張リソースは、主にビックデータ処理等のためのリソースです。リソース一覧(データ処理計算機とストレージ)はこちらをご覧下さい。クラウド拡張リソースでは、メニーコアデータ処理や大規模データファイル処理を行うことができます。
また、研究目的に応じた定常データ処理環境を提供しています研究プロジェクトに割り当てられるクラウド拡張リソースは、変更になる場合があります。(研究環境の再構築をお願いすることがあります。)定常的な利用が必要な場合は、ハウジング利用または定常処理環境利用をご検討ください。
クラウド拡張リソース利用には別途申請(こちら)が必要です。
クラウド共通リソース利用には利用申請は不要です。IDが発行されたユーザは、共通リソースを利用することができます。
2012/12/28 時点 | |
データ解析サーバ | |
OS | Cent OS |
CPU | Intel Xeon 2.40GHz 8コア |
メモリ | 32GB |
論理容量 | 100G (RAID対応) |
回線 | 1G |
仮想化 | ○(*1) |
NAS接続 | ○ |
アプリ | IDL, AVS |
開発環境 | GCC, Fortran |
利用形態 | 共有利用 |
NAS(フロントエンド) | |||||
台数 | 3台 | ||||
論理容量 | 60TB(/osn-disk) | 60TB(/osn-disk01) | 73TB(/osn-disk02) | ||
RAID構成 | RAID6 | RAID6 | RAID6 | ||
1アカウントあたりの容量 | 3TB (*2) | ||||
冗長化 | ○ストレージ冗長化 (*3) | ||||
*1:仮想化計算機のOS環境は、小金井・けいはんな間で1日毎にバックアップしています。計画停電時や障害時にはサーバの稼働場所を切り替えることで、可用性を保証します。 *2:他アカウントの保存領域にはアクセスできません。他アカウントと保存領域を共有したいユーザはご相談ください。 *3:ストレージに保存されたデータは、小金井・けいはんな間で1日毎にバックアップしています。 ご不明点やアプリ追加要望などがございましたら、事務局までご相談ください。 | |||||
研究目的・研究内容に応じたクラウド拡張リソースを利用することができます。クラウド拡張リソース利用には利用申請が必要です。利用申請はこちら。
2013/02/22 時点 | ||
定常処理サーバ | 大規模データ処理サーバ | |
台数 | 1台 | 10台 |
OS | Cent OS | Cent OS |
総CPU | 2コア | 120コア |
CPU | Intel Xeon 2.40GHz | Intel Xeon 3.07GHz |
総メモリ | 8GB | 960GB |
総論理容量 | 100GB (RAID対応) |
1120TB (RAID対応) |
回線 | 1G | 10G |
仮想化 | ○(*1) | × |
NAS接続 | ○ | ○ |
アプリ | IDL, AVS |
AVS,MPI, Torque/Maui,Pwrake |
開発環境 | GCC Fortran |
GCC |
利用形態 | 共有利用 | 占有利用(*2) |
データやサービスの可用性は必ずしも保証されるわけではありません。 年数回、メンテナンスにより停止する場合があります。 ご不明点やアプリ追加要望などがございましたら、事務局までご相談ください。 *1:仮想化計算機のOS環境は、小金井・けいはんな間で1日毎にバックアップしています。計画停電時や障害時にはサーバの稼働場所を切り替えることで、可用性を保証します。 *2:タイムスケジュールの調整が必要ですので、事務局までご連絡下さい。 | ||
利用申請を行うことにより、下記のサービスまたはアプリケーションを利用することができます。
アプリケーション |
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WSDBankアプリケーション(技術紹介はこちら) |
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バーチャルオーロラツール(可視化用)(技術紹介はこちら) |
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広域観測ネットワーク監視システム(Wide-area Observation Network Monitoring system: WONM system)(技術紹介はこちら) |
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*2:アプリケーションを開発する際は、開発アプリケーションを継続的にサイエンスクラウドで管理・運営するため、サイエンスクラウド担当者と協力して開発を進めていただきます。
また、開発したアプリケーションは、開発終了後(サイエンスクラウド利用終了後)はNICTサイエンスクラウドにご返却ください。
(継続して利用される場合は、サイエンスクラウド利用を継続してください。) *3:地域分散ストレージは実験開発システムです。データ保存を保証するものではありませんのでご注意ください。 |
データベース関係 |
NICTY/DLA(データ収集ツール)(技術紹介はこちら) |
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STARSメタデータベース(データベースアクセスのためのWeb Serviceを含む) |
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インターネットサービス |
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Webコンテンツ・Webアプリケーション公開サービス |
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