サイエンスクラウドを用いて、約6,000観測点のGPSデータ自動収集及び電離圏全電子数(TEC)マップデータ作成、そのアーカイブ化を実施。
高時間・高空間分解能のTECマップにより、数100km~数1,000kmスケールの電離圏擾乱現象の全体像が明らかになってきた。
NICTリアルタイム磁気圏シミュレーション(2012年3月末に一旦サービス終了)の結果と静止軌道衛星の観測データとを比較研究し、リアルタイムの静止軌道プラズマ衛星帯電環境の予測手法の開発と予測精度の検証をおこなった。
地球磁気圏シミュレーションにおける磁気圏モデルと電離圏モデルのカップル部分にはシミュレーション実行の経験とカンで任意に決定されている定数がいくつか存在する。
本研究では定数を任意に与えてシミュレーションを実行し、シミュレーションモデルのパラメータに対する感受性を検証した。